生産課1係 職長 Kさん

VOICE

先輩社員の声

PROFILE

所属部署生産課1係 職長
入社年次 2015年4月(新卒入社)

MESSAGE

高卒で入社し、20代で職長へ。
探求が終わらない、めっきの奥深さが面白い

Q1. 「職長」として、仕事のどんな点に誇りを持っていますか?

入社したての頃は、右も左も分からず、とにかく先輩の技術を見て、盗んで、自分のものにしていく毎日でした。この仕事は、一朝一夕にはいきません。めっき槽に入れる製品の角度や、少しの温度の違いで仕上がりが全く変わってくる。その奥深さを学び、自分の技術力が高まっていくことが、そのまま自信に繋がっていきました。

職長となった今、自分の手掛けた製品が、会社の基準を満たす完璧な仕上がりになった時に、一番の誇りを感じますね。街で自分が加工した製品に出会うと、やはり嬉しいです。

Q2. チームとして最高の品質を生み出すために、心がけていることは?

「報・連・相」を徹底することです。朝礼での作業内容の伝達はもちろん、日中もこまめに現場を巡回し、一人ひとりと顔を合わせて話すようにしています。特に、実習生のメンバーには、コミュニケーションエラーが起きないよう、より丁寧な伝え方を心がけていますね。

休憩中は仕事の話はせず、仕事が始まればスイッチを切り替える。このメリハリが、チームのモチベーションを保つ上でも大切だと考えています。その人その人に合った伝え方を考え、課全体が一致団結して仕事に取り組める雰囲気を作るのが、職長としての自分の役割です。

Q3. この仕事ならではの難しさと、それを乗り越えた時の達成感は?

職長として、製品の品質に最終的な責任を持つというプレッシャーは常に感じています。そしてもう一つ、自分が経験で培ってきた「勘所」を、後輩や実習生たちに言葉で伝えていくことの難しさですね。製品の種類や形、厚みによって、最適な加工方法は無限にありますから。

だからこそ、後輩たちが成長し、以前はできなかったことができるようになった姿を見た時に、大きな達成感を感じます。「ただの作業員」ではなく、自分の仕事に誇りを持つ「職人」として、真摯に仕事に向き合ってほしいと願っています。

【とある1日のスケジュール】

時間内容
08:00出社・朝礼出社後、すぐに朝礼でその日の作業内容をチーム全員に伝達します。
工程表を基に、1日の流れを全員で共有するのが日課です。
午前現場巡回・工程管理一般製品とグレーチング、それぞれの生産ラインがスムーズに進んでいるかを確認します。
翌日分の工程調整もこの時間に行うことが多いですね。
12:00お昼休憩
午後進捗確認・後輩への指導各作業の進捗を確認しつつ、後輩や実習生たちの作業に目を配り、必要に応じて指導します。
職長として責任の大きい部分なので、特に集中しますね。
17:00終業
繁忙期には最低1〜2時間程度の残業もありますが、負担が特定の誰かに偏らないよう、チーム内で均等になるように配慮されています。

Q4. 最後に、未来の仲間へメッセージをお願いします。

未経験でも心配いりません。大切なのは、まず「プロになるんだ」という意識と、仕事への「やりがい」を見つけようとする姿勢です。私たちの課は、チームで助け合いながら仕事を進めているので、協調性があり、「誰かのために」頑張れる人なら、きっと活躍できます。

決して楽な仕事ではありませんが、その分、残業や休日出勤(任意ですが)で頑張れば、しっかりと稼ぐこともできます。技術の探求に終わりはありません。向上心のある皆さんと一緒に働ける日を楽しみにしています。

【職人気質は、趣味にも】

実は、自宅でメダカを飼育していて、品評会などのイベントにも参加しているんです。珍しい品種を交配させたり、より美しく育つように水質を管理したり。見て癒されるのはもちろんですが、手をかければかけるほど奥が深く、応えてくれるところが面白いですね。一見、地味で面倒に見えるかもしれませんが、こだわるほどに結果が見える。そういった職人気質なところは、今の今の仕事にも通じる部分があるのかもしれません。

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