会社情報

COMPANY

MESSAGE

代表メッセージ

妥協なき技術の源泉は、「人とのつながり」にある。


私たちの「妥協なき技術」は、何よりもまず「人と人とのつながり」から生まれると、私は確信しています。社内での仲間との連携、そしてお客様との信頼関係。そのすべてが、最終的にお客様の満足、そして私たちの誇りである高品質な製品へと結実します。

だからこそ、これから仲間になる皆さんには、何よりもまず「人との関係」を大切にしてほしいと願っています。

周囲の人の些細な変化に気づけること。それは、製品や設備の異常を察知できる観察眼にも繋がります。大切なのは、気づいて終わりではなく、それに興味を持ち、「どうしたの?」と声をかける行動に移せるかどうかです。現代社会では、同じ職場にいても無関心・無反応なことが増えていると言われますが、私たちの仕事はそれでは成り立ちません。

互いに関心を持ち、何かあれば気軽に相談できる。そうした血の通ったコミュニケーションこそが、会社を動かす最大の原動力なのです。

失敗を許容し、チームで乗り越える文化


2011年に当社に来てから、特にこの10年以上、私が一貫して目指してきたのは、社員が安心して挑戦できる環境づくりです。仕事に失敗はつきもの。大切なのは、個人を責めることではなく、「なぜ起きたのか」をチーム全員で考え、再発防止の対策を立てることです。

かつては、失敗を隠したり、原因分析が曖昧になったりすることもありました。しかし今は、部門間の垣根を越えたコミュニケーションが活発になり、「問題が起きたら、すぐに報告・相談する」という文化が着実に根付いています。

失敗の報告が適切に上がってくるようになったことで、私たちの品質はさらに向上しました。これは、長年現場を支えてくれている役職者たちが率先して行動し、粘り強く改革を進めてくれたおかげです。

歴史を受け継ぎ、未来への橋渡しを


当社の歴史は、戦後、旧海軍工廠の職人だった創業者が、仲間の力を借りて呉の地で船舶塗装業を立ち上げたところから始まります。まさに「チーム」で始まった会社です。

その後、グレーチング製造を経て塗装部門が独立し、今のダイクレ興産となりました。歴史あるレンガ造りの工場で働くことは、日本のものづくりの歴史を受け継ぎ、未来へと繋いでいくという使命を、私たちに日々思い起こさせてくれます。

私は、親会社の都合で動くのではなく、「ダイクレ興産」として自立した経営を行い、次の世代へこの会社をしっかりと橋渡ししていくという強い使命感を持っています。そのためには、現状維持ではいけません。

過去には、現場の必要に応じて溶接機を自作した先人たちがいたように、私たちも常に「お客様のために、もっと良くできることはないか」と新しい価値を模索し、挑戦し続けなければなりません。10年後の売上20億という目標も、その挑戦の先にあります。

未来の仲間たちへ


私たちが手掛ける金属表面処理は、塗装する製品があって初めて成り立つ仕事です。変化の激しい時代の中で、ただ待っているだけでは未来はありません。だからこそ、私たちは常に新しい市場、新しい技術、新しい価値の創造を目指しています。
ぜひ、私たちが歩んできた歴史を知ってください。そして、その上で、私たちの未来を創る挑戦に加わってほしい。仲間と助け合い、チームで目標に向かう。そんな社風の中で、あなた自身の新しい可能性を見つけてくれることを、心から楽しみにしています。

代表取締役社長 光永 浩一

STRENGTH

歴史と革新が生み出す、3つの強み

ワンストップで応える総合技術力

全国でも数少ない「めっき・塗装・金属溶射」の自社一貫体制を構築。お客様のあらゆるニーズに、最適な工法と最高の品質で応えます。複雑な工程もワンストップで完結できるため、品質の安定と短納期を実現します。

呉の基幹産業を支える実績と信頼

創業以来、呉の基幹産業である造船業をはじめ、橋梁などのインフラ整備に深く関わってきました。株式会社ダイクレ、ジャパンマリンユナイテッド株式会社といった大手企業を含む400社以上との取引実績が、私たちの技術と品質への信頼の証です。

次代へ受け継ぐ、人財育成への情熱

私たちの財産は、長年培ってきた技術と、それを担う「人」に他なりません。未経験からでもプロフェッショナルを目指せる手厚い研修制度や、資格取得の全面サポートなど、未来を担う社員への投資を惜しまず、技術の継承と発展に努めています

ABOUT

会社概要
社名ダイクレ興産株式会社
設立昭和55年4月
代表者代表取締役社長 光永 浩一
資本金3,000万円
事業内容溶融亜鉛めっき加工・金属溶射・粉体塗装・フッソ塗装
セラミック塗装・船舶塗装・橋梁塗装・高欄塗装・ブラスト・ZRC
取引銀行広島銀行
主要設備溶融亜鉛めっき設備一式・ガス溶射・アーク溶射・ブラスト・リン酸槽・粉体塗装
取引先株式会社ダイクレ、ジャパンマリンユナイテッド株式会社
中国工業株式会社、徳機株式会社、その他400社

HISTORY

会社沿革
昭和26年5月
大呉興産株式会社設立(船舶塗装業として開業)
昭和44年5月
株式会社ダイクレに社名変更
昭和48年3月
警固屋工場 操業開始(塗装部門の拠点)
昭和55年4月
ダイクレ興産株式会社 分離独立
(株式会社ダイクレから塗装部門が独立し、創業)
平成元年12月
めっき工場 操業開始
(旧呉海軍工廠建物内にて、溶融亜鉛めっき事業を開始)
平成2年12月
溶融亜鉛めっきのJIS工場の認可を取得
平成12年11月
日本溶射工業会 入会

平成12年11月
防食溶射協同組合 入会
平成26年3月
国土交通省ネティスに「支承リバイバルシステム」を登録